ユアマイスター株式会社エンジニアブログ

ユアマイスター株式会社のエンジニアが日々徒然。

2018年ユアマイスターの1年を振り返り

f:id:yourmystar_engineer:20181229012948j:plain


この記事は ユアマイスター Advent Calendar 2018 25日目の記事です。


こんにちは。ユアマイスター 星(@inase17000)です。

ついにユアマイスターアドベントカレンダーも最終日を迎えましたが、怠惰な私は投稿もせずこの日まで伸ばしてしまいました。遅くなってしまったものの、なんとかつないだバトンをゴール地点に持っていくために筆を取ります。

今回は1年の終わりということで、自分たちのチームに思いを馳せる時間を作ってみました。自分がうまくできたこと、できなかったこと、色々ありますので来年の糧とするため告白します。(社外秘は漏らさぬように書きますが、危ないの見つけたらご一報くださいw)

それでは、いってみましょう。2018年ユアマイスターの1年を振り返っていきたいと思います。

ユアマイスター全体のお話

チーム構成と開発フローの変更

2018年が始まった時、社員3人インターン3人で計6人で開発を行っていました。

社員エンジニアも増え少しずつ開発チームのスループットが増えたところで、1年目からユアマイスターを支えたエンジニアが1人去ることになります。(現在は新天地で新たなプロダクトの立ち上げにチャレンジしており応援してます!)

古くから携わっているエンジニアが抜けるということで、まわりのエンジニアにとっては結構つらいことだとは思いますが、全員が集中力と当事者意識を持ってチームを支えてくれたので開発スピートが落ちることなくガッチリ隣の仲間と肩を組みながらプロダクトの成長のために開発するという姿勢が仕上がってきたと感じています。

また、夏前くらいからディレクションチームという、起案準備やコンテンツ制作の管理のためのチームを新設しました。エンジニアとすり合わせをしながら要件をブラッシュアップして、エンジニアがもっと実装に集中できるような環境を目指して、かなり泥臭い仕事もディレクションチームが担っています。

それまで口頭でなんとなくの要求をきいたエンジニアがそれっぽい要件で実装しリリースするというフローになっていたところを、少し精度をあげるためにディレクターがとりまとめた改修要件/仕様をエンジニアにわたすというフローが増えていきました。

当初の期待される役割としては上記のようなものだったのですが、それではあきたらずどんどんプロダクトマネージメント全体にコミットできるようなチームにしていきたいと将来の展望について考えています。プロダクトマネージャーと名乗るのは簡単なのですが、実力が伴うためには本当に多くの領域の知識や理論を活用できないといけないので、ディレクションチームの面々は学習必至!

引っ越しによる環境の変化

移転に関する情報はこちらにすべてまとめてあるので、興味ある方は記事をご覧ください。

新オフィスにうつったことで良かったことがパッと思いつくだけでも3つあります。

  • 情報の見える化が進んだ
    • キャスター可動つきの大モニターが2台になったということで、普段はKPIダッシュボードを表示して、MTG時はプレゼンを表示するといった大人数にも耐えうる設計となりました
  • メンバー同士のコミュニケーションが増えた
    • ランチ時・おやつ時・夕食時、自然とソファーとカーペットの休憩スペースに人が集まるようになりました
    • 仕事上からみがない関係でも雑談をすることでお互いのことを認知しあい、チーム全体の一体感に繋がりました
  • 風邪をひきにくくなった
    • 旧渋谷オフィスでは古い型式の空調が1台あるのみだったので、室内の温度調整が困難でした
    • 新駒沢オフィスでは天井埋込み型のエアコンが4台もあるので、場所によって細やかな温度調整が可能となり、空気もキレイになりました!(目には見えませんがw)

技術的負債との付き合い方

f:id:yourmystar_engineer:20181229143739j:plain エンジニアリング組織論への招待(P256)より抜粋

図にもあるように、「目に見えない」かつ「マイナスの価値」つまり損を与えるような技術的なトピックを技術的負債と呼びます。

技術的負債という言葉自体はずっと昔から使い古された言葉ではありますが、自分たちのアプリケーションには無縁のものだと思っていました。サイト立ち上げ直後は目に見えるプラスの価値である新機能の追加とバグの改修にリソースを集中し続けてきました。お客さまの見える環境に価値を届けてみて結果を検証することで改善のサイクルを回すのが主眼だったので目に見えないものには、文字通り目を向けていませんでした。

2年ほどそのサイクルを続けるなかで、果敢にトライした結果、使われなくなったコードたちやバージョンアップが追いつていないモジュールなども生まれてきており、少しずつでも気にし始めなければいけない時期に差し掛かったと感じました。2019年は技術的負債の返済や、技術的負債がたまらないような仕組みづくり/アーキテクチャ設計の変更/個人スキルアップに、10%〜20%の時間リソースを当てていきたいと考えています。将来の開発スピードを上げるためにも今から少しずつ身の回りの整理から!

個人的なお話

アウトプット大好きおじさんに意識改革

2018年に入ってから、もうとにかく「アウトプットしようぜ」ということをエンジニアに言い続けました。(当社調べで合計3,583回言ったようです。)

4月ごろにはQiitaに記事を投稿することに慣れてもらおうということでポイント性で競わせてみたり...

yourmystar-engineer.hatenablog.jp

自分はエンジニアブログを主戦場に、ユアマイスターに興味を持ったときに「どんな開発チームなのか顔や中身が見えること」をテーマに記事を重ねてきました。(ときにはインターンのちからを借りながら、コンテンツづくりに精を出しました)各エンジニアそれぞれのアウトプットはコードベースが多いため、Qiitaに投稿してもらうようにしています。

今後はもう少し特定のジャンルについて絞った上で、見に来てくれる人のためになるような内容を書けるようにするのと、なかなか社外から見えにくい知見などもアウトプットできるようにしていきます!

Twitterアカウントを再加熱

しばらく放置していたTwitterアカウントを再開しました。

気になった記事とか自分の考えとかつぶやきを、ユアマイスターに入ってからはSlackのtimesチャンネルに吐き出し続けていただんですが、採用を考えたときに「それじゃ社外の人から見えないから意味がない!」ということに気づき呆然としたのをよく覚えています。

Twitterを再度力を入れようと考えたとき、個人アカウントと社用と分けようか悩んだのですが、恥ずかしい人生や消したい過去があるわけではないので勇気を出してそのままアカウントを使い続けることにしました。フォロワーをもっと増やしたい。もっとエンジニアと出会いたい。もっと新情報に触れたい。そんなことがモチベーションで触ってます。

https://twitter.com/inase17000 お気軽にフォローください。

首もげ本*1とEMコミュニティとの出会い

さきほども挿絵の写真を抜粋で使わせてもらいましたが、このエンジニアリング組織論への招待*2。バイブル中のバイブル。もう「倍バイブル」です。(首もげ本のほうが流行りそうなネーミング)

この本を書いている広木さんですが、実はすごい昔にVC関連の勉強会で講師としてプロダクトマネジメントとプロジェクトマネジメントの違いなどのお話を聞いたことがあって憧れの目で見ていました。そんなふうに興味を持っていたのですんなり読み始められたのですが、書かれている内容は科学的な研究結果をもとにした理論なども紹介してあってとても理系好みな展開で、こんなに体系だってエンジニアリングについて考えたことなかったなーとしみじみするほどでした。

そのマネジメントを担う、Enigineering Manager界隈の人たちといったら、自分よりも遥かにピュアな人たちの集まりで、もう本当にみんな好きです。心理的安全性の塊か!まだ明確な定義がされていない領域に挑んでいる感覚が強くて、学びに対する欲求レベルが高いのでめちゃくちゃ刺激を受けます。

yourmystar-engineer.hatenablog.jp

yourmystar-engineer.hatenablog.jp

あと、最近はEM.FMというポッドキャストもやられているので、めっちゃおすすめです。垂れ流しでかけていても、いつの間にか頭の中で連想がはじまり、自分たちのチームのことを考えるきっかけを得られます。自分も積極的にアウトプットを行ってコミュニティに貢献していきたいなあと思います。

PHPカンファレンス登壇の経験

アウトプットを強化しようということで、どんどん登壇もしていきたいのですが、いままで楽天テックカンファレンスの経験だけだったので、もうちょっと一般的なイベントにも挑戦したいと考えていました。

ユアマイスターのエンジニアたちにも積極的に手を挙げてもらいたい。だからこそ、自分が率先しなくては!という気持ちが強く、使命感を持って取り組むことができました。

yourmystar-engineer.hatenablog.jp

チャレンジした自分自身にとっては、小さなハードルを越えられたことで成長した感覚がありますし、今後を考えるとその話を聞いてくれる人数であったり、自分ならではの価値が何人に届くのか、という本来のプレゼンテーションの意味にフォーカスして取り組んでいかなければなりません。

普段のブログやTwitterへのこまめな発信がベースになり、その中で自分らしさのあるネタを発表内容に変えられるストックに変えていく感覚で過ごしていこうと思います。


以上、いかがでしょうか。ほんとこれでも、1年の一部だけでして、本当はもっとドラマチックな展開や涙なしには語れないことがたくさんあるのです。その話が聞きたい方はお茶かランチか餃子に行きましょう。Twitter経由でご連絡お待ちしております!

振り返ってみるとチームとしては1年前に比べるとだいぶ強くなってきました。2019年は個人のレベルを3段くらい上げられる年にしたいと思っています。

この年末年始は読みたいと思っていた本を全部読み、アウトプットすると決めたので乞うご期待です!

以上、アドベントカレンダーのバトンがゴールに辿り着きほっと肩をなでおろす星でした。

*1:頷きすぎて首がもげそうになるから「首もげ本」と @yunon-phys さんが名付けていた

*2:リーダブルコードの1/10くらい売れたらしい。すでにすごい。